メリット

光熱費削減

家庭内で使用した電気は、太陽光発電の電気から使われます(晴れなど発電時)
太陽光発電だけでは足りない電気は、今まで同様に電力会社から購入する仕組みと変わります。そのため、電力会社から購入する量が減るため、電気代が減少します。さらに電気プラン(昼間は高く、夜間は安い)によって相性がとても良い組み合わせとなります。日中は電力会社から電気を買わない。夜間の安価な電力だけ使用。とすることで、光熱費を大幅に削減することができます。

スマートライフプラン 昼間単価:25.8円/kwh 夜間単価17.78円/kwh
電荷上手プラン 昼間単価:34.16円/kwh 夜間単価15.12円/kwh

売電

発電量が多くなり、使いきれなかった電気は電力会社に自動で送られ、その量に比例して買い取ってくれます。何もせずとも、数百円〜数万円の収入が毎月入ってくるようになります。売電収入は在宅時の使用量、設置容量によって変化します。2023年度は設置から10年間固定で、1kwhあたり16円で電力会社が買い取ってくれます。

補助金制度

各都道県、市区町村において補助金が受けられる場合があります。
詳しくは、お住まいの地域をご覧ください。毎年、期限より数ヶ月前に予算に到達するケースが非常に多く見られております。

停電時用 電源機能

太陽光発電には「自立機能」がついています。これは、パワーコンディショナー内にある「停電用コンセント」に電源線を差し込むことで、AC100V、最大1500Wまでの電化製品を利用できる機能で、地震や災害時などに大切な役割を果たしてくれます。
ただし太陽光発電だけでは、日中太陽光で発電している時のみ使用できます。

デメリット

発電量の変化

夜間や曇り、雨の日には発電量が低下します。
しかし気象庁の過去の観測結果を見ますと、一年を通じた日照時間は同じ地域においてはある程度安定しています。そのため、パネルメーカーが出す年間シミュレーションによりある程度予想できます。

設置費用

日本において太陽光が一般化されていない理由として、設置費用が高額な企業が多い事が挙げられます。太陽光発電の機器保証は長いもので25年間と進化したため、売電単価がさらに下がったと考えても、十分に導入費用の回収が可能となっています。
2022年の相場価格(住宅用)は1kwあたり27.5万円です。

メンテナンス

メンテナンスフリーと伝えている企業もありますが、経済産業省は、発電量の低下や機器類の故障がないかを確認するため、4年に一度の定期点検を推奨しています。定期点検のある会社様をお勧めしております。

重量

メーカーにより違いはありますが、標準的な太陽光パネルは1枚あたり約15kg程度です。住宅の屋根だと8〜20枚程度になることが多いですが、その場合には屋根全体に120〜300kg程度の負荷がかかることになります。ですが、20坪ある住宅の瓦の重さは、約1,400kg(コロニアル等)〜約4,800kg(日本瓦)まであります。さらに、太陽光発電の荷重は一点に集中するわけではありませんので、建物の耐久性に悪影響を与えるということは考えづらいのです。

設置条件が限られている

北向き一面の屋根形状であったり、屋根の面積、勾配や屋根材の種類、建物の影になってしまう場所など、設置できないケースは山の数ほどあります。ほかにも塩害や積雪など、地域特有の環境も考慮する必要があります。しかし、ご自宅が太陽光発電の設置に向いていない環境であったとしても、屋根の上だけではなく土地への設置や、カーポートを建ててその上に設置するという方法もあります。塩害や積雪については、あまりにも影響が大きい場所であれば設置を見送ったほうが無難ですが、塩害、積雪への対策を施したパネルや架台もあります。